少し前までは、自分が「欲しいな」と思う商品を知る機会は、「テレビ」「ラジオ」「新聞広告」「雑誌広告」といった、いわゆる「4マス媒体」が主流でした。しかし周知の通り、PCサイト・WEBサイト、モバイルサイトが挙がってきています。そして実際にウェブサイトは「ラジオ」を抜かし、紙媒体の地位を揺るがしています。
政府統計の家計調査結果にも掲載されていますが、一般家庭の書籍にかける金額は年々減少の傾向にあり、携帯電話の浸透・機能の充実とあわせて、今後さらにウェブサイトやモバイルサイトの広告媒体としての価値は目を逸らせないでしょう。
もちろん、「写真や情報は雑誌で見たい!」こんな気持ちは残り続けます。紙媒体特有の価値です。しかし、ウェブサイトでも「Ajax」や「リッチメディア」と言われる横文字分野で、雑誌のようにパラパラめくることは、もうお手軽に実現され、更なる普及を待っているだけの状態なのです。
ウェブサイトというチャネルの企業における今後の位置づけは、変化し続けていくでしょう。自社や自社商品の顔であり、優秀な営業マンの一人とも言えるウェブサイトを、いかに魅力的にわかりやすく見せるか、効率よく運用するか、そこに助力させていただくのが私共です。
ウェブサイトやモバイルサイトは、街にあるリアル店舗と同じ役割を担う店舗的なチャネルでもあります。インターネットという仮想世界における店舗です。
昨今では、インターネットより現実に近い仮想世界(メタバースなど)も人口が増えつつあり、近い未来にはインターネットではなく、メタバースにおいて情報を検索する時代が来るいう説もあるくらいです。
今のウェブサイトの主流は、静的なホームページに留まらず、システムを伴った動的なページの構成要素を含んでいます。動画があるから動的というわけではなく、システムを伴う(管理画面のある)CMS(コンテンツマネジメントシステム)などのウェブサイトを動的と呼んでいます。その構築には、デザイナーだけではほぼ不可能となっているばかりか、時間と共に更新していく運用のことを考えれば、情報の設計が必要となります。
背景には、オープンソースの技術が世界を席巻していること、それらを組み合わせたマッシュアップと言われる技術の複合が上げられます。つまり、次々と新たな価値サービスが現れ、瞬く間にコンシューマーのスタイルを変え、生活の可能性を変えているわけです。
プログラマーやデザイナー、エンジニアやコーダー、インフォメーションアーキテクターなど、どの分野も高度な専門性が必要であり、情報量が多いため、費やす時間も相当な量になってきています。1年に1回と言われる早いサイクルのソフトウェアのバージョンアップによって、今まで苦労していた作業がボタン1つでできるようになったり、フリーのウェブサービスが出てきますので、各専門分野で活躍する人達も、次から次へと、技術やビジネスモデルの自己リバイスをかけていかなければなりません。ハードウェアのチェンジも当然のことです。
そして、それらの専門家達が扱うコンピューター言語が違うように、専門家達がビジネスで話す固有名詞や表現は、いわゆる翻訳が必要となります。営業部門と開発部門がコミュニケーションの素地が違うようなものです。これら職人とも呼べる専門家たちをまとめあげるのが、プロジェクトを進行させるディレクターやウェブマスターですが、需要と供給があわないのは、今もこれからもだと感じます。
さらに、クライアントと製作サイドを「ROI(投資対効果)」などの全体視点でゴール設計し、成果を保つことのできるプロデューサーは、希少価値とも呼べるのではないでしょうか。
いずれにしても、1つの企業が全てのリソースを抱えるのは、ウェブやITの企業であっても、より難しくなっています。
私達は、請負という形での制作機能に限定されず、客観的な視点のコンサルティングでもなく、専門性のあるリソースを個人法人・大小問わずプロジェクトリソースとし、クライアントと共にアライアンスを組むことのできるプロデュース機能を実現いたします。




